HERITAGE COLUMN

ペリカンの歴史と万年筆の特徴

THE HISTORY OF PELIKAN

1838年創業のインクメーカーから生まれた、ピストン吸入式の名門ブランド。

万年筆を売る店として、ペリカンという名前を「ドイツの高級万年筆メーカーです」の一言で終わらせてしまうのは、あまりにも惜しいと感じています。この会社の背骨には、万年筆が発明されるよりも半世紀近くも前からインクを作り続けてきたという意外な事実、ハンガリー人技術者が生み出した一つの特許との出会い、そしてボールペンの台頭によって一度は市場から姿を消し、20年近い沈黙の後に「スーベレーン」として復活を果たした物語があります。今回は、そうしたペリカンという会社の背景を、できるだけ具体的な事実に基づいてご紹介します。

ペリカンとは

ペリカンは、1838年にドイツのハノーバーで創業した、世界最古の筆記具メーカーの一つです。正式にはPelikan(ペリカン)という社名で、日本ではペリカンジャパンを通じて高級筆記具が輸入・販売されています。多くの方が「ペリカン=万年筆メーカー」というイメージを持っていますが、実はこの会社の出発点は万年筆ではなく、絵の具とインクの製造でした。創業から実に91年後の1929年になって初めて万年筆の製造・販売に乗り出したという経緯は、ペリカンの歴史を理解するうえで欠かせないポイントです。

現在のペリカンは、高級筆記具部門だけでなく、一般筆記具、絵の具とサインペン、プリンター用インク、糊や修正液といったオフィス用品まで、幅広い事業を手がける総合文具メーカーとして存続しています。日本で流通しているのは主に高級筆記具部門の製品ですが、ヨーロッパでは学童向けの筆記具や文具全般に強いメーカーとしても広く知られています。万年筆の代名詞としてのペリカンは、実はこの会社が持つ多くの事業領域の中の、一つの側面に過ぎないのです。

社名Pelikan(ペリカン)
創業1838年(創業記念日は4月28日)
創業地ドイツ・ハノーバー
創業者カール・ホルネマン
万年筆製造開始1929年
ペリカンのロゴ登録1878年11月27日
現在の本社所在地ドイツ・ハノーバー
主な事業高級筆記具、一般筆記具、絵の具、インク、オフィス用品

創業の背景 ―― インクメーカーとして始まった91年間

ペリカンの歴史は、1838年、ドイツの化学者カール・ホルネマンが宮廷画家の父を持つ背景のもとハノーバーで絵の具とインクの工場を設立したことから始まります。実際には1832年から事業を始めていたとされますが、ペリカン社は1838年4月28日に初めて価格表を発行した日をもって創業記念日と定めています。この時期はまだ「ペリカン」という社名は使われておらず、創業者名であるカール・ホルネマンがそのまま社名として使われていました。

1863年、ギュンター・ワーグナーという人物がこの会社の工場長として働き始め、1871年には会社そのものを引き継ぎます。社名も一時「ギュンター・ワーグナー」に変わりました。1873年、ワーグナーは自身の家紋であったペリカンの図柄を「小さな蜂蜜色の絵の具」のための商標として designし、1878年11月27日、この4羽の雛を連れたペリカンの親子像を、ドイツで最も古い商標登録の一つとして正式に登録しました。この商標こそが、現在まで150年近く使われ続けているペリカンのブランドロゴの原型です。当時のロゴには4羽の雛が描かれていましたが、これはワーグナーの4番目の子どもが誕生した際にデザインされたためだと言われています。その後、描きやすさなどの理由から雛の数は徐々に減らされ、現在では1羽になっています。

1881年には、後にこの会社を引き継ぐことになるフリッツ・バインドルフが入社し、オーストリア、ロシア、イタリアといったヨーロッパ各国への営業を担当するようになります。1888年、バインドルフはワーグナーの長女と結婚し、1895年に会社を正式に引き継ぎました。彼の指揮のもとで、会社は筆記用インクや絵の具に加え、印刷用インク、複写用品、スタンプ台、のり、インク消しといった製品群にも事業を拡大していきます。1896年に発売されたインド墨(インディアンインク)はベストセラーとなり、1901年に発売された「4001シリーズ」のインクは記録的な売上を記録し、現在でも世界中で販売され続けているロングセラー製品になっています。1906年には、ハノーバー郊外に広大な敷地を購入し、現在も歴史的建造物として保存されているお城のような工場を建設しました。

つまりペリカンは、1884年にウォーターマンが万年筆を発明する以前から存在していたインクメーカーであり、万年筆用インクの製造にも早くから携わっていました。老舗のインクメーカーが、パーカーの「デュオフォールド」(1921年)やモンブランの「マイスターシュテュック」(1924年)といった名品が発売され、万年筆市場が世界的に活性化するタイミングを見て、ついに自ら筆記具の製造に打って出た。それが1929年のことでした。

ピストン吸入式という発明との出会い

ペリカンが万年筆メーカーとして名を刻む決定的な転換点となったのが、ピストン吸入式の機構との出会いです。第一次世界大戦後、当時の万年筆のインク供給方式は、レバーを使って自己吸入する方式か、スポイトを使ってインクを注入する方式が主流でした。こうした中、ハンガリーの技術者テオドール・コヴァックスが、差動歯車(ディファレンシャル・ギア)を用いたピストン式吸入機構と、インクの垂れ落ちを防ぐための予備タンク付きインクフィーダーを開発します。

1927年、コヴァックスはこの特許をギュンター・ワーグナー社に売却し、同社は1929年に自社名義でこの特許を再取得しました。これが、現在もペリカンをはじめ多くのメーカーが採用しているピストン吸入式機構、すなわち尻軸のネジを回すことでペン先からインクを吸入できる仕組みの原型です。この技術を得て、1929年、ペリカンは「透明ペリカン万年筆」という初の万年筆を発売し、正式に万年筆メーカーとしての歴史を開始しました。当時の万年筆は特に固有の名前を持たず、単に「Pelikan Fullhalter(ペリカン万年筆)」と呼ばれていました。価格は13.50マルクという、当時としては比較的高額な部類に入るものでした。

この最初の万年筆は、胴軸とグリップの間の短い部分だけが透明樹脂になっており、インクの残量を確認できる仕組みでした。その後いくつかのモデルが発売され、それぞれに100番台の品番が付けられます。基本形の「100」は大理石模様のカラー軸で、緑、黒、グレー、赤、青、黄といった色のバリエーションがありました。111番は軸やリングなどの部品に金を使った上位バージョンで、こうした品番による差別化は、後年のスーベレーンシリーズにおける規格化の先駆けともいえます。

そして1937年、100の後継モデルとして、ペリカンを象徴する透明な縦縞模様を初めて採用した「100N」が発売されました。この縦縞デザインは、インクの残量を確認できるという実用的な目的から生まれたものですが、以後ペリカンのアイデンティティそのものとなり、現在の高級モデルにまで受け継がれている意匠です。

万年筆メーカーとしての黄金期と、一度の中断

1950年、ペリカンは新たな万年筆「400」を発売します。1965年まで生産されたこの400は、現在でもヴィンテージコレクターの間で名品として高い評価を受けているモデルです。この400をベースに、キャップを金メッキにした500、キャップを14金にした600、さらに全体を14金にした700という上位モデルまで展開されました。また、ペリカンのくちばしをイメージしたクリップの形状も、この400から採用されるようになりました。

1952年には400の廉価版である「140」が発売され、1955年にはボールペンの製造にも進出し、ペリカンは総合筆記具メーカーとしての体制を固めていきます。1960年には、児童向けの万年筆として「ペリカーノ」が発売されました。当時は教育研究者との共同開発によって生まれたこの児童用万年筆は、現在も「ペリカーノジュニア」としてリニューアルされ続けており、ドイツをはじめ欧米の学校教育において、子どもが最初に手にする万年筆としての地位を長く保っています。

しかし、第二次世界大戦後、アメリカから広まったボールペンの普及によって、世界の筆記具市場は大きく塗り替えられていきます。1965年に400シリーズの生産が終了すると、一時的な復刻版を除いて、ペリカンは1982年までの実に17年間、万年筆の製造をほぼ中止していました。日本では「ペリカン=万年筆」というイメージが強いため、この事実は意外に感じられるかもしれません。しかし世界的に見れば、ペリカンはあくまでもインクメーカーであり、筆記具用インクだけでなくプリンター用インクも手がける会社であって、万年筆がなくても事業として成立する会社だったのです。この万年筆不在の時期にも、1973年の新工場設立、1974年の手書き筆記体標準書体の共同開発、1978年の株式会社化など、会社としての歩みは着実に続けられていました。

「スーベレーン」による復活と、現在のペリカン

1980年代に入ると、万年筆市場は思いがけない形で復活を遂げます。かつてのような実用品としての需要ではなく、個人的な手紙や署名を行う際の一種のステイタスシンボルとして、万年筆が再評価されるようになったのです。この流れの中で、1982年、ペリカンは現行モデルの中核をなす「スーベレーン」シリーズを発売し、17年ぶりに万年筆市場へ本格復帰を果たしました。

「スーベレーン」はドイツ語で「卓越した」「優れたもの」を意味する言葉です。このシリーズは、最も小さいM200から、M400、M600、M800、そして最も大きく重厚な最上位モデルであるM1000まで、複数のサイズ展開を持つことが特徴です。それぞれのモデルはサイズだけでなくペン先の素材や機構部品の材質も異なり、M200はスチール製のペン先、M400は14金ペン先、M600以上になると18金ペン先を採用しています。また、M400とM600は樹脂製の機構部品を使用しているため軽量ですが、M800とM1000は真鍮製の機構部品を採用しているため、より重量感のある書き味になります。トレードマークである透明な縦縞模様と、天冠に刻まれたペリカンの親子ロゴは、いずれのサイズにも共通して見られる、このシリーズを象徴する意匠です。

1993年には、最初の限定版万年筆「ブルーオーシャン」が5,000本限定で発売され、これ以降、ペリカンは数量限定のコレクターズアイテムを積極的に展開するようになります。「世界の七不思議」「文明の偉業」といったテーマ性のあるシリーズや、世界の都市をテーマにした限定モデル、さらには日本の蒔絵や螺鈿の技術を用いた「MAKIE」「RADEN」シリーズなど、実用品としての万年筆と、コレクションの対象としての万年筆という二つの側面を併せ持つメーカーへと成長していきました。2007年に発売された「マジェスティ」は、ストライプの溝を彫り込んだ純銀製の胴軸を持つ最高級モデルで、翌2008年にはペリカン創立170周年を記念してキャップに3つのダイヤモンドを埋め込んだ限定版が170本限定で発売され、瞬く間に完売しています。

企業としてのペリカンは、その後も複雑な変遷をたどっています。1986年からはスイスに本部を置くペリカンホールディングがグループ会社の株式を管理するようになり、1996年にはマレーシアの企業が最大株主となりました。それでも筆記具部門そのものは今もドイツのハノーバーに拠点を置き続けており、2003年には新社屋も建設されています。企業構造がグローバル化する一方で、ものづくりの現場は創業の地に残るという点は、日本の老舗万年筆メーカーとも共通する構図だといえるかもしれません。

ペリカンの万年筆の特徴

ペリカンの万年筆を選ぶ際、まず知っておきたいのが「ピストン吸入式」という補充方式です。多くの日本メーカーがカートリッジ・コンバーター両用式を採用しているのに対し、ペリカンのスーベレーンやクラシックといった主要シリーズは、尻軸のネジを回すことでペン先からインクを直接吸入する、ピストン吸入式を標準採用しています。首軸を取り外すといった分解の手間がなく、コンバーター式に比べて手が汚れにくいうえ、一度に大量のインクを補充できるという実用上の利点があります。カートリッジ式に比べればインクの吸入にやや手間がかかりますが、この手間そのものが、万年筆という道具に向き合う時間を作り出しているとも言えます。

ペン先についても、ペリカンは伝統的にやや幅のあるフラットな形状のペンポイントと、適度なインクフローを実現するペン芯の設計によって、紙との引っかかりが少ない、滑らかな書き心地を特徴としています。実際に「ペリカンを握って初めて万年筆の書き心地の違いを知った」という声が寄せられることもあるほど、その滑らかさは高く評価されています。ペン先の素材はモデルによって異なり、入門的な位置づけのモデルではスチール製、スーベレーンのM400以上では14金・18金の金ペンが採用されています。

サイズ展開の豊富さも、ペリカンならではの特徴です。同じシリーズの中でM200からM1000まで複数のサイズが用意されているため、手の大きさや筆記スタイルに合わせて、同じデザインコンセプトのペンをサイズだけ変えて選べます。これは多くの日本メーカーにはあまり見られない、ペリカン独自の展開方法だといえます。

なお、書き味の感じ方には個人差があるため、「ペリカンが誰にとっても最適である」といった断定は避け、あくまで技術的な特徴という事実を中心にお伝えしています。

代表的なシリーズ

スーベレーン(Souverän)

1982年の復活以降、ペリカンの中核を担い続けるシリーズです。透明な縦縞模様とペリカンの親子ロゴが特徴で、M200からM1000まで幅広いサイズ展開があります。ピストン吸入式を採用し、堂々たる風格のM800や、手帳と合わせやすい小ぶりなM400など、用途に応じたサイズを選べる、ペリカンを象徴するロングセラーモデルです。

クラシック(Classic)

スーベレーンのデザインを踏襲しながら、機能性に焦点を絞ってシンプルにまとめられたシリーズです。本格的なピストン吸入式でありながら比較的手に取りやすい価格帯で展開されており、初めて万年筆を購入する方にも安心して選べるラインです。マーブル模様の胴軸も魅力の一つとされています。

ペリカーノジュニア(Pelikano Junior)

1960年に発売された児童向け万年筆「ペリカーノ」を受け継ぐシリーズです。教育関係者との共同開発によって生まれた小ぶりで持ちやすいデザインが特徴で、ドイツをはじめヨーロッパの学校教育において、子どもが最初に手にする万年筆としての役割を担っています。

マジェスティ(Majesty)

2007年に発売された最高級シリーズです。ストライプの溝を彫り込んだ純銀製の胴軸を採用し、2008年には創立170周年を記念してダイヤモンドを埋め込んだ限定版も発売されました。

限定版・コラボレーションシリーズ

「世界の七不思議」「文明の偉業」といったテーマ性のある限定シリーズや、日本の蒔絵・螺鈿の技術を用いた「MAKIE」「RADEN」シリーズなど、コレクターズアイテムとしての側面を持つモデルも数多く展開されています。いずれも数量限定で、実用品としてだけでなく、工芸品としての価値を重視する方に選ばれています。

初めての万年筆としてのペリカン

ペリカンには、比較的手に取りやすいクラシックシリーズから、スーベレーンの各サイズ、そして限定版の高級モデルまで、幅広い選択肢があります。初めて万年筆を使う方が最初から高価格帯の商品を選ぶ必要はなく、まずは予算とピストン吸入式という補充方式に慣れられそうかどうかを考えることが大切です。

ペリカンの万年筆はカートリッジ・コンバーター式ではなくピストン吸入式が主流であるため、ボトルインクを直接吸入する経験そのものを楽しみたい方や、すでに万年筆に慣れていてより本格的な補充方式を試したい方に特に向いています。逆に、まずはカートリッジで手軽に始めたいという方には、他の国内メーカーの入門モデルから始め、慣れてきた段階でペリカンのピストン吸入式に挑戦するという段階的な選び方もおすすめです。ドイツ製の輸入品であるため、対応するボトルインクの種類や取扱店を事前に確認しておくと、より安心して使い始められます。

ペリカンの万年筆が向いている人

ペリカンは、次のような方に検討しやすいメーカーです。

ピストン吸入式という、ボトルインクを直接吸入する本格的な補充方式を体験したい方には、ペリカンは最適な選択肢の一つです。コンバーターのように取り外して洗浄する手間がなく、一度に大量のインクを補充できる実用性は、日常的に万年筆を使う方にとって大きな魅力になります。

滑らかで引っかかりのない書き心地を求める方にも、ペリカンのペン先は評価されています。フラットなペンポイントと適度なインクフローによる書き味は、多くの万年筆愛好者から高く支持されている特徴です。

ドイツの伝統的なものづくりや、150年以上受け継がれてきたブランドロゴ、透明な縦縞模様といった歴史的な意匠に魅力を感じる方にも、ペリカンはふさわしいメーカーです。ただし、書き味の感じ方には筆圧や手の大きさによる個人差があるため、他メーカーの商品とあわせて比較検討することをおすすめします。

ペリカンを選ぶ前に確認したいこと

ペリカンの万年筆といっても、シリーズやサイズによってペン先の素材、機構部品の材質、重量は大きく異なります。購入前には、次の項目を確認しておくと選びやすくなります。

まず、補充方式がピストン吸入式であることを前提に、ボトルインクを使う準備ができているかを確認することが重要です。カートリッジには対応していないモデルが多いため、この点は購入前に必ず押さえておく必要があります。

サイズについても、M200からM1000まで幅広い展開があるため、自分の手の大きさや、ペンを持つ際の重量バランスの好みに応じて選ぶことが大切です。可能であれば実際に試筆し、重量感やペン先の硬さを確認することをおすすめします。また、M400・M600は樹脂製の機構部品、M800・M1000は真鍮製の機構部品を採用しているため、同じシリーズ内でも重量感に差があることも覚えておくとよいでしょう。

輸入品であるため、対応するインクや修理対応の窓口についても、購入前に確認しておくと安心です。

まとめ ―― ペリカンの歴史を知ったうえで一本を選ぶ

ペリカンの歴史は、1838年、ドイツ・ハノーバーで始まった小さな絵の具とインクの工場から始まりました。万年筆メーカーとしての歩みを始めたのは、それから91年後の1929年のこと。ハンガリー人技術者が生み出したピストン吸入式という発明との出会いが、この会社を筆記具の世界的ブランドへと押し上げました。しかし戦後のボールペンの台頭によって一度は市場から姿を消し、17年の沈黙を経て「スーベレーン」として復活を果たすという、決して平坦ではない道のりを歩んできたことも、この会社の歴史の重要な一部です。

透明な縦縞模様、150年近く受け継がれるペリカンの親子ロゴ、そしてピストン吸入式という独自の補充方式。これらすべてが、単なる意匠やスペックではなく、190年近い歴史の積み重ねの中で磨き上げられてきたものです。歴史や技術背景を知ったうえで手に取ると、ペリカンの万年筆が持つ独特の重厚感や書き心地を、より深く味わうことができるはずです。ご自身の使い方や予算に合う一本を、じっくりと探してみてください。

CURATED COLLECTION

当店で取り扱うペリカンの万年筆

歴史や背景を知った上で、ぜひ実際の商品をお手にとってご覧ください。

ペリカン クラシック M200 マーブルグリーン の商品写真
Pelikan / ペリカン

ペリカン クラシック M200 マーブルグリーン

クラシック205・200シリーズは低価格で、軽いのが一番の特徴で、長期間使用しても手が疲れにくく、手帳や、メモと共に持ち歩き…

¥16,100(税込) 商品を見る
ペリカン スーベレーン M800 グリーンストライプ の商品写真
Pelikan / ペリカン

ペリカン スーベレーン M800 グリーンストライプ

多くの万年筆愛好家より絶大な人気を得るスーベレーン万年筆の代表モデル。

¥69,787(税込) 商品を見る

商品選びに迷った場合

ペリカンの万年筆は、商品によって価格、ペン先、インクの補充方法が異なります。どの商品を選べばよいか迷った場合は、まず予算と普段書く文字の大きさから候補を絞ってみてください。

FINAL THOUGHTS

ペリカンの歴史を知ったうえで一本を選ぶ

ペリカンの歴史は、1838年、ドイツ・ハノーバーで始まった小さな絵の具とインクの工場から始まりました。万年筆メーカーとしての歩みを始めたのは、それから91年後の1929年のこと。ハンガリー人技術者が生み出したピストン吸入式という発明との出会いが、この会社を筆記具の世界的ブランドへと押し上げました。しかし戦後のボールペンの台頭によって一度は市場から姿を消し、17年の沈黙を経て「スーベレーン」として復活を果たすという、決して平坦ではない道のりを歩んできたことも、この会社の歴史の重要な一部です。

透明な縦縞模様、150年近く受け継がれるペリカンの親子ロゴ、そしてピストン吸入式という独自の補充方式。これらすべてが、単なる意匠やスペックではなく、190年近い歴史の積み重ねの中で磨き上げられてきたものです。歴史や技術背景を知ったうえで手に取ると、ペリカンの万年筆が持つ独特の重厚感や書き心地を、より深く味わうことができるはずです。ご自身の使い方や予算に合う一本を、じっくりと探してみてください。

参考資料(一次情報)

  • Pelikan公式サイト「Our History」(pelikan.com)
  • ボールペン工房キリタ「ペリカンの歴史」全連載記事(kirita-pen.jp)
  • 伊藤屋公式サイト「Pelikan(ペリカン)愛され続けるクラシカルな万年筆」(ito-ya.co.jp)
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